「命の行進」2015:原爆投下から70年


                                             【命の行進:2015年日程表】(下部のPDFをダウンロードしてご覧下さい

                                 ―原爆投下70年・祈りと共に核を巡るー

                          Walk Rally 2015 for Abolition of Nuclear weapons & Nuclear Power Plant

                                                  ≪期間:2015年3月5日~9月21日≫

 

               ●この行進は、主義主張、宗教宗派、人種の壁を越えた祈りの行進です。

             平和を祈り歩きたいという方なら、どなたでもご参加いただけます。

             母なる大地を踏みしめ、森羅万象に体を委ね、

             生きとし生けるものに礼拝し、命、平和、幸せとは何か、

             その道はどう歩めばいいのか、共に求め、歩きましょう。

 

                      どなたでも・どこからでも・どの区間でも、ご参加いただけます。

                   ※この行進では、リスクとして放射能低線量被爆地域も歩きますのでご留意下さい。

                   ※お持物として寝袋、マット、マイ食器、乾きやすい衣類、雨具などをご用意下さい。

                   ※特に記載のない限り8時~16時の間は断食となります。(飲み物は随時可能)

                   ※サポートのお願い:基本的に伴走車はありませんので、車等でのサポートは大変助かります。宿泊所や飲食等の御                       接待もありがたいです。皆様の出来る範囲内でのサポートを宜しくお願い致します。

                   ◆連絡先: Tel 080-2895-9719 (矢向(やこう)) eMail : inochi.no.koshin@gmail.com 

 

戦後70年、憲法9条のおかげで日本人が戦争で殺し殺されることなく、まがりなりにも平和国家として歩んでくることができました。

 一度、全てを失った日本国民は、豊かになるために一生懸命に働き、幸福を求め、経済的な発展を目指し、世界第三位の経済大国になりました。 しかし、経済の発展では人々の本当の幸せは得られませんでした。

今日尚も一日に2億4000万ベクレルの放射能を出し続けている福島第一原発の事故は、まさに資本主義という体制の基での経済至上主義がもたらした、最悪の末路であると言わざるを得ません。

 アメリカ、オーストラリアを始め、世界の各地で原子力発電や核兵器の原料となるウランが採掘され、先住民が長く平和に暮らしてきた古来の土地を汚し続けています。又、石炭、石油、地下水などが大企業の利益最優先のもとで掘削され、それらが生み出す環境汚染は、地球全体に甚大な影響を及ぼしております。

 自然環境への汚染と生態系の破壊は、すなわち未来の生命に対する殺生そのものにほかなりません。

未来の子ども達や、地球上に生存するすべての命を救うのは、科学や経済発展などではなく、人の心に深く存在する尊い慈悲心であり、叡智であります。

 この教えは凡そ2500年前の仏陀の時代から変わらず、あらゆる宗派を超越した真理であります。   

 皆様の「命の行進」へのご参加を心底よりお待ち致しております。        合掌

 

                         ★文明とは

                     電灯のつくことでもない

                            飛行機のとぶことでもない

                     原子爆弾を製造することでもない

                        文明とは

                     人を殺さぬことである

                            物を壊さぬことである

                            戦争をしないことである

                            お互いに人間が親しむことである

                            お互いに人間が敬うことである

                                ー昭和25年10月ー

    日本山妙法寺  山主  藤井日達上人


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「命の行進」全日程明細です。ご自由にダウンロードしてご覧下さいませ。
日程はあくまで予定でございます。宿泊所やサポート車の有無などで変更する場合がございますので、お気軽にお問合せ下さい。お近くでの現地参加なども可能でございます。詳細はこちらからご覧下さい。
命の行進:日程明細PDF.pdf
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工藤百合子(NGO市民プラットフォームジャパン:メンバー)の「命の行進」に参加した思い。
≪日本山妙法寺「命の行進」にかける思い≫.pdf
PDFファイル 200.3 KB

        ≪2015年3月30日:灼熱のネバダを歩く~ニューヨークへ向けて≫


 「命の行進」は、2008年、日本山妙法寺のネパール・ルンビニ道場でご修行されている一人のお坊さんの誓願から生まれました。彼は秋田県から「9条世界会議」が行われた幕張メッセまでリアカーを引き、テントと寝袋を背負い歩きました。

 

 この命の行進は、主義主張、宗教宗派、人種の壁を越えた、平和への祈りの行進です。みんなの平和への祈りが一つになった時、日本が変わり、そして世界が変わると信じながら、私達は歩き続けています。山から山へ、村から村へ、全国の原発を巡り、地域から地域へ、数珠つなぎに祈りを紡いでゆきます。

 命の行進では、先導として日本山妙法寺のお坊さんと信徒さん達が団扇太鼓という独特の太鼓を打ち、お題目『南無妙法蓮華経』を唱えながら行進していきます。 

※日本山妙法寺大僧伽(にっぽんざんみょうほうじだいさんが)は、藤井日達聖人が創設した日蓮宗系の宗教団体です。東京渋谷区に事務局が置かれています。世界各地で平和運動を展開していることで知られています。


       ~原爆投下から70年・祈りと共に核を巡る~

 

*原爆投下から70年の今年、「命の行進」は日本国内の原発で使用されているウランの採掘地であるアメリカやオーストラリアで、日本と同様に被爆し、自然を汚染され、苦しんでおられる現地の人々と共に、祈り歩きます。

*2015年4月末まではアメリカを歩いております。[核のない世界を~≪NPT(核拡散防止条約)再検討会議:4・27・2015~5・22・2015 於:ニューヨーク国連本部≫に向けた平和行進:NPT Peace Walk]に参加しています。

*2015年5月7日より「いわき市」をかわきりに日本国内各地を歩かせていただきます。

*日程表はあくまで予定でございます。宿泊所やサポート車の有無などで変更する場合がございますので、お気軽 にお問合せ下さい。お近くでの現地参加なども可能でございます。


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   ー2015年3月20日~2015年3月26日迄ー(サンフランシスコ~ダブリン:ローレンス リバモア研究所)